展示が終わりました。
まず最初にお礼を言いたい。うん。
言うだけじゃきっとたりない。 うん 叫びたい。
私の周りを温めてくれる皆さん 本当にありがとう。
今回初めて展示をしてみて、何よりも人の温かみを知る事ができました。
個展ということで、まあ来る人も少ないだろうし
借りた部屋も2階だったから、まあ知らない人もあまり来ないだろうしと思って、作品用の加筆セットを持って行ったんだけれど
使う機会はほとんどありませんでした。
沢山の人が来てくれた
差し入れとか持ってさ
本当に心が苦しくなった ありがたい
言葉にするにはもったいない、私の語彙力じゃ全然表現しきれない気持ちでいっぱいになった
行くね、って言ってくれた人たちとか、来てもらえるとは思ってなかった予想外の人とか、知らない面白い人とか、外国人とか、
わざわざ足を運んでくれて 申し訳ない。
この部屋に入ってくれてありがとう
感想とか伝えてくれてありがとう
お茶しか出せず、すいません。
1番心が縮んだのは、来てくれた知り合いのほぼ全員がこの展示を目的にわざわざ原宿まできてくれたということ。すいません。嬉しい。
その中でもとても印象に残った人の話を忘れないように書いておこう。
初日の夕方に来てくれたその人は、たった6枚しか展示してないあの部屋に1時間弱も一人で居続けてくれて、熱心にずっと絵を見てくれていた
その人は渦巻きについて研究しているというか、渦巻きについてずっと考えている人だそうで。
その人はある一枚の私の絵の中に描かれている渦巻き、というか渦巻きのようなものをずっとどっち回りなのかを考えてくれていたそうで
話しているとその人は、私に、渦巻きには渦を巻く方向にも意味というものがあるということを教えてくれました。
渦を巻く方向が時計回りなら、必然的にどんどん外側に向かって描いていくから「未来につながっていく」を意味して
渦を巻く方向が反時計回りなら、必然的にどんどん内側に向かって描いていくから「過去につながっていく」を意味するんですよ、と そして
「あなたのこの渦巻きは筆跡を見てもどっち回りなのかが分からないんですよ。どっち回りに描いたんですか」と聞かれてしまいました。
正直に言うととても困ってしまいました。
だって私は同じところを筆で行ったり来たりさせて描いたのだもの。
それにそんな渦巻く方向に意味がある事なんて知らなかったので、その時はとても答えになってないような答えを伝えてしまい、その人はその後帰って行ってしまったのですが。
いま思い返してみると、私のその絵は未来にも過去にも繋がっていない、今の私の絵なんだな、と気付きました。
渦巻く方向の事なんて知らなかったけれど、無意識に、行ったり来たりを繰り返して、未来にも行けない、過去にも戻れない、今の、ありのままの悶々とした気持ちを外に吐き出していたのだなと、気付かせてもらえました。
そう答えたかった。くそう。
あの方、申し訳なかった。
気付かせてくれてありがとうございました。
今回の展示、個展でよかった
やってよかった
悩みの答えや未来なんてものはまだ全く見えないけれど
大事なものに何となくかすった程度ですが触れられた気がします
あとですね、今回ギャラリー側のご好意でデザインフェスタギャラリーさんのウェブサイトの中の過去の出展者の人の声的な1ページに私のちょっとしたインタビューコメントと出展の様子、作品を載せてもらえる事になったので、良かったら見て下さい。
まだそのページは出来上がってないそうなんで
またそのページが出来上がった頃にもう一度告知でブログに書いちゃいます
本当にありがたい
きゃーーーーー
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